「モーニングショー」のメモ
○羽鳥パネル
寝苦しい夜とサヨナラ 眠りの疑問に徹底回答
東京疲労・睡眠クリニック院長
梶本修身さん
疲労研究の第一人者
「スッキリした朝に変わる睡眠の本」など著書多数
◇夏の睡眠に関する視聴者からの疑問に答えます
エアコンが必須というけどやっぱり朝だるい
梶本さん
「朝方に快適に感じる温度まで上げてみては?」
例えば 25℃に設定して寝ると…
夜寝る時は 快適
朝方になると 寒い
そのワケは 眠ると代謝が下がる→同じ温度でも寒く感じる
これで快眠
寝る前…就寝1~2時間前 快適な温度
寝る時…設定温度を上げる
上げる温度は…1℃上げる
◇質問多数 快適に眠りに入るために効果があるのは?
快眠のために下げるべき 深部体温(体の中の温度)
・冷却枕…深部体温は下がらない
・冷感シーツ…深部体温は下がらない
→ ただし 冷感グッズでリラックスすると眠りの質は上がる
× エアコンで直接風…体の表面だけ冷える 反動で深部体温は上がる
○ エアコンで間接的…風向きは水平 部屋を包み込む

◇エアコンは必須というけど…
70代女性
「私は70年間エアコンがありません ない人のために対策はどうしたらいいでしょうか?」
屋内熱中症で死亡…9割がエアコンつけず
少しでも和らげるめに…
扇風機と冷凍ペットボトル

ベッドとは反対 カベ向きに扇風機 その前に冷凍ペットボトル
メリット
①冷気循環
②結露で除湿効果
梶本さんの本音は…
予感熱中症は命に関わるのでできるだけエアコンを使って欲しい
◇ウソ?ホント?睡眠に関するウワサの真相
・寝る前にホットミルクで快眠
根拠は…牛乳→眠気を促進するホルモン
このウワサ…効果なし 効果が出るのは飲んで約15時間後
寝る前に飲むなら…冷たい飲み物を飲む(冷蔵庫に入っている程度の冷たさ&100~200ml)
・夜10時~深夜2時が睡眠のゴールデンタイム→ウソ
本当に大切なのは…本当のゴールデンタイム=寝始めの3時間
この間に体の中では…成長ホルモンの約8割が分泌 新陳代謝&細胞の修復力UP
(余談)梶本さんによると…
早寝早起きが健康に良い→何の根拠もない
特に高齢者は圧倒的に朝に心筋梗塞など事故が多い 遅寝遅起きの方が良い(無理に早く起きるメリットはない)
◇更なる極上の眠りを手に入れる“睡眠法”
就寝環境
①長ズボン・パジャマ…頭寒足熱が理想
ただし…女性と一緒に男性が寝る場合は短パンで温度調整(男女で体感温度が異なる)
②枕元に玉ねぎ…スライス2,3枚を刻んで小皿に
硫化アリルに精神安定作用がありリラックスしよく眠れる